休職期間を判断する際のポイント

300547929_c330f90646_mうつ病で休職をするという判断をすること自体、真面目で責任感が強いうつ病患者にはとても難しいと思いますし、誰かに背中を押してもらわないと休むという決断はできないと思います。

しかし、うつ症状が強く出ている状態では仕事を続けることは難しいですし、ごまかしながらにも限界はあると私は感じているので、休職という選択は決して間違いではなく人によってはとても効果的なうつ病克服の一つの手段だと思います。

では、うつ病で休職をするという判断をした場合、休職期間はどの程度に設定すれば良いのでしょうか?


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うつ病患者の多くが長期的な休職をしているという現実

休職をするということは様々な面に大きな影響が出てきます。

金銭的な面では生活への影響が出ますし、仕事を長期間休むことによって場合によっては会社での立場にも大きく影響することもあると思います。

ただ、仕事というのは長い目で見ることが重要であり、今日その日だけを見ている仕事というのは簡単に限界がきてしまい、心も体も耐えることができなくなるのです。

そのため、長く仕事をしようと考えているのであれば、休職をして一度自分の体調と心のバランスを整え、将来の再設計をする時間というのはとても重要だと思います。

休職する期間に関しても、真面目で責任感が強い人ほど短期間で戻りたいという思いから1ヶ月程度休めば大丈夫だろうと安易に考えてしまいがちですが、実際に休職をした経験から考えると1ヶ月程度では何も変わらないということです。

これまで限界状態で働いてきて、急に休むことになったとしてもどうして良いのかがわからず心が休むことなどなかなかできません。

朝もいつも通りに起きてしまいますし、仕事をしていないことに不安を感じ、同僚への申し訳なさが悩みの種になるので、ゆっくり休むという感覚には程遠い状態がしばらく続くと思います。

しかし、1ヶ月の後半になると、少し休むことに慣れてきて、一日中寝ていることも多くなったり、一見状態は悪化しているように感じるくらい何もしないという状態になります。

それこそが疲れ切った体と心を回復させている時であり、その状態はあくまでもはじめの一歩にすぎないのです。

この状態に持って行くまでに1ヶ月はかかるので、休職期間を1ヶ月と設定してそこで何とか戻ろうとするのは私は間違っていると思います。

うつ病で休職する人の多くが3ヶ月から半年、1年となるのはこの心と体を休めることができる状態から少しずつ気力が戻ってくるまでにどうしても必要な期間なのです。

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休職期間を決めるポイント

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休職して心と体を回復させるためには、自分の状態と向き合って主観的にも客観的にも観察する必要があります。主観だけでは無理をして自分をごまかそうとしてしまいますし、客観的な視点だけでは自分の気持ちが追いつかないことがあるからです。

休職期間は1年くらいと最初に漠然と目標を決めるのは良いと思いますが、それが全てではないというあくまでも軽い目標程度に区切ると良いでしょう。

1年あれば人はだいぶ変わります。うつ病で苦しんでいたとしても、ゆっくりと休むことによって心と体の疲れが取れて、気力が回復してくるのです。

気力が回復してくれば、自然と仕事がしたいとか体を動かしたいと思うことができるようになるので、焦らずじっくりと自分自身と向き合うことが重要です。

ただ、1年間何もしないというのでは効果は感じられないうちに時間だけが経ってしまうので、休職期間を医師と相談するときは3ヶ月程度で区切っていくと良いと思います。

うつ病から復職するまでには、「病初期」→「回復期」→「維持期」→「リハビリ期」という4つのステップを踏む必要があるので、これら一つ一つに3ヶ月程度のゆとりが持てれば比較的スムーズに復職できると感じています。

大切なことは決して焦ってはいけないということ。

焦った途端に自分の心が不安になり体調にも大きく影響してきます。今回の休職でうつ病を克服するという思いで、焦らずじっくりと自分と向き合って気力を取り戻すことが何よりも重要なのです。


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