うつ病の克服に要する時間はどれくらい?

8465223593_9222cd90a0_mうつ病と一言で言っても症状は様々であり一人一人重さも違うため、うつ病を克服するまでにかかる時間というのは一人一人変わってきます。

しかし、どの程度でうつ病が克服できているのかが分からないと、休職を考えることもできないという方も多いと思います。

では、うつ病の克服には実際にどの程度の時間がかかるのでしょうか?


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うつ病の克服に要する時間について

うつ病には大きく分けて4つの段階があると私は感じています。

病初期→回復期→寛解期→再発予防期です。

病初期というのは、一番うつ病の症状が重く仕事とうつ病の両立がとても難しく感じる時期で、症状が重くなると朝起きることすらできなくなります。

また、仕事に行くと集中することができず、自分自身に対して苛立ったり周囲に対しても敵意が現れるなど感情の起伏が激しくなります。

この病初期のできるだけ早い段階で、「自分はうつ病である」ということに気がつけるかどうかが、その後の治療期間にも大きく影響してくると言っても過言ではないと思います。

回復期は病初期でうつ病と気がついてから長くても半年くらいで少しずつ気持ちが上向いてくる段階です。

自発的に動いてみようと思えるようになったり、色々なことに挑戦してみたくなる時期で意欲が湧き始めるのはこの頃です。

しかし、ここで焦って仕事を今まで通りするのは禁物で、すぐに病初期の症状が出てしまう可能性があるので十分注意をすることが重要です。

寛解期は回復期を経て、仕事を少しずつ増やしながら最低限のレベルまで高めていきます。うつ病の克服をスムーズにするために、寛解期はリハビリ期と捉えて、少しずつ調子を見ながら仕事量を増やしていくと良いです。

寛解期は3ヶ月から6ヶ月程度で考えると良いのですが、うつ病の症状が重く回復期までに時間がかかった場合は、寛解期でも焦らずにゆっくりと仕事を1年程度のスパンで考えて増やしていくと再発を予防することができます。

最後に再発予防期ですが、これはうつ病と仕事の両立ができるようになってから約3年はかかると思います。

3年間普通に無理をしなければ働くことができると実感できれば、うつ病が再発する可能性は低くなると思いますが、この段階で何度もうつ症状が出てしまうようであれば、まだ心と体に負担がかかっているケースがあるので、仕事量や仕事の仕方を工夫する必要があるでしょう。

こうしてみると、うつ病であると自覚してから克服に至るまでは、目安として最低でも3年、長ければ5年以上かかるということになります。

しかし、重要なことはこれらはあくまで目安であり、決してその通りにいかないこともありますし、逆に早いタイミングでうつ病であると自覚できたら、早く克服できるケースもあるのです。

うつ病は絶対に焦ってはいけない精神疾患なので、自分のペースをしっかりと守って一歩ずつ「確実に」治療していくことが重要です。

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うつ病の克服を焦ってしまうと

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私は仕事を休職して、うつ病を1日でも早く克服しようと休職中も規則正しい生活を心がけていました。

仕事に行く時と同じ時間にきちんと起きて、新聞を読んで情報を得、カフェなどで勉強をしたり家の掃除などをしたりして規則正しい生活を心がけていたのです。

しかし、3ヶ月の休職で復帰してもうつ病の症状がすぐに出てしまい、前回よりもひどく生きていることさえ辛くなってしまったため、1ヶ月もしないうちに再び休職することになってしまいました。

休職したことで周囲に迷惑をかけているという焦り、生活費がなくなってしまうという焦りなど色々な焦りから復帰を急いだのですが、結果的には最悪の結果になったのです。

「焦るな」と言われても、なかなか素直に聞き入れることができなかったり、特に生活面の心配をすると「焦るなと言われても無理」と思ってしまうと思います。

しかし、うつ病で休職した場合は家族や友達の力を借りたり、傷病手当金などを上手に使ってとにかく自分の心が落ち着くまでゆっくりと休む方がその後の長い人生を考えたときには良いのです。

私も1年休職したことがありましたが、1年休職してからの方が仕事の仕方や考え方、生き方を見直すことができたので、その後うつ病の症状が出るということはなくなりました。

「急がば回れ」という言葉がありますが、いかに焦らずじっくりと自分自身に向き合えるかがうつ病を短期間で克服するコツですので、それだけは忘れずに精神的に強くなれるよう頑張りましょう。


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