うつ病患者が再スタートをする際の働き方について

9468841292_4da80d757f_m私はうつ病によって会社を休職したり、退職をしたりした経験があるのですが、会社を退職して改めて仕事を探そうと思った時に、焦る気持ちを抑えて働き方を見直すことを優先しました。

その結果、少しずつ体を慣らすことができるようになり、今は正社員としてフルタイムで働くことができ、うつ病の症状もほとんど出ることなく続けることができています。

今回はうつ病が原因で仕事探しに迷っている方に、仕事を探す際の基準について体験談をお伝えします。


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いきなりフルタイムは危険

新たに就職活動をしようと思える頃というのは、うつ病の症状もほとんど感じられず家にいても何かしたくて落ち着かないという状態であることが多いでしょう。

私も手持ち無沙汰の状態が続き、体も動かしたいと思うことが多くなり「もう一度社会に出て頑張ってみよう」と気力も回復してきたタイミングで、就職活動をスタートさせました。

しかし、実査に仕事を探している段階でうつ病の症状が再び出てきてしまうのではないか?とか、体力的にも精神的にも不安だなと感じることが多くあり、面接をいくつか受けたのですが正直言って、仕事を続けることができる自信というものがありませんでした。

また、私は正社員で仕事を探していたのですが、正社員となると会社側もそれなりの業績を求めることが多くなるので、プレッシャーを面接の段階で強く感じてしまうことも多々ありました。

そのため、市区町村でその時開催していた「うつ病患者の交流会」に参加して、今うつ病と向き合い穴がら働いている人の話を聞きに行き、仕事を選ぶ際の基準についてアドバイスをもらいました。

その中で私が感じたことは、今は正社員で働いている方でも、再出発をする際にはいきなり正社員ではなくアルバイトからスタートしたというケースが多いということでした。

その理由としては、責任を感じる仕事にはやりがいはあるかもしれないが、まずは仕事をする感覚であったり時間の使い方を自分のこれまでの働き方とは変えながら順応していく時間が必要だったからということでした。

なるほど。確かにこれまでの働き方にもうつ病になる要因があったのだとすれば、どの企業に入っても同じように働いていては自分一人でうつ病へと逆戻りしてしまうかもしれない。であれば、いい意味で適当な感覚を取り入れるために、アルバイトからスタートして仕事に慣れるというのも良いと思いました。

よくうつ病になって転職をしたのにまた症状が悪化して退職することになったという方がいますが、やはり自分にプレッシャーを与え続けたり、人の何倍も無理して働くことを続けている限りどの会社に行っても長続きはしないのではないかと思います。

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アルバイトで得られる仕事の感覚

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私はリハビリも兼ねて、早く社会に復帰したいという気持ちも抑えてアルバイトから再スタートをしたわけですが、アルバイトでも実にいろいろな感覚を身につけることができました。

アルバイトをする上で何も考えずに働くのではなく、あくまで正社員として社会に復帰するという目標があったので、アルバイトをしながら働き方を考え直そうと思いました。

私はこれまで仕事となると自分の普段の性格とは違う部分が出ていたように感じました。

例えば、見栄を張ってしまうところとか、期待されると喜んでできもしない量の仕事を平気で受けてしまう部分、残業や早出が多い、休日も仕事をしていることがあるなどです。

ただ、これらをやっていては体が持たないことも理解していましたし、自分の中でありのままの自分でいることがうつ病を予防する上では重要とわかっていたので、アルバイトでそれらを修正してみようと思いました。

アルバイトではあるものの、やはり仕事をしっかりとやる人とやらない人がいて、いつもなら仕事をやらない人に対しては怒りの感情が生まれていたのですが、意識的に自分も仕事をやらない人になってみようと思い、「気がついて、自分がやるべきと思ったらやる」程度に考える癖を身につけました。

もともと仕事になると細かい部分まで見てしまう癖があったので、いい意味で大雑把な部分を出せるようになれば楽になるのではないかと思ったのです。

この他にも自分が無理をして頑張りすぎず余力を残した状態で仕事をする習慣をアルバイトで身につけることができたので、今正社員で働いていても限界まで働くということは全くなくなりました。

人によっては、それは間違っているという方もいるかもしれませんが、私には私の働き方がありますし、うつ病を予防しながら長く働き続けることに重きを置いているので、自分にあった働き方を見つけるということも、うつ病と仕事を両立させていくためには重要など感じました。


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One Response to “うつ病患者が再スタートをする際の働き方について”

  1. りか より:

    大変な時期を乗り越えて、ゆとりを持って働くことで自分にもまた、周りの方にも負担をかけず働く自分なりの力量で必要以上の無理をしない事が鬱と共存しながら働くことだと、同じ状況の私も思います。私も鬱で前職の責任の重さに耐えかね、休職、復職、退職への流れを経験しました。退職するさい、就労時間の短縮みなおして、ハーフパートからの再就職し、今では時おり体調の悪くなる時もありますが働く事が出来てます。

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